UA-147249860-1 本: この道の続く場所

鬼切丸伝 18

安定の第18巻。今回も面白かったです。
鬼切丸はいつも一瞬で鬼を切ってしまいますが、今回は切れないのが出てきたり、そういういつもと違う感じが良かったですね。また、意地でも鬼にならない男とか鬼になっても魂の救済ができる僧とか良かったです。いや、ほんと安定の18巻。この巻で連載100話になったそうで。どんどん頑張って欲しいです。19巻も買います。


 

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好色屋西鶴〈第1部〉


井原西鶴については詳しくありませんが、俳諧師から作家になっていく過程が書かれます。(伝記ではありません。)
「好色屋」のタイトルの通り、内容はかなりエロいです。でもちょっとコミカルな感じもしますね。台詞が全篇にわたって関西弁(大阪弁)のためでしょうか。「エエか、エエか、エエのんか?」とか鶴光師匠じゃありませんか。笑
関西弁非ネイティブな身からするとどの程度正確な関西弁なのか分かりませんが、作者東京出身なのによくこれだけ書けますね。
第2部では作家になった西鶴について書かれるのでしょうか。またエロそうな予感がします。







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あいまいな会話はなぜ成立するのか


「あいまいな会話はなぜ成立するのか」とのタイトルですが、ちょっといまいちよくわかりませんでした。そもそも、「コーヒー飲む?」「明日、朝が早いんだ」なんて会話は噛み合ってなくて、意味不明だ。ちゃんと聞かれたことに答えろよ。こんなん、Yes か No の2択問題やんかよ、と思う私には難しい本だったのかもしれません。笑
終わりの方で、脳内のどの領域が働いているのか調べていますが、その辺は結構面白かった。生きてる人の脳内を調べるのは大変ですよね。





 

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あずさの元禄繁昌記


読売新聞日曜版に週一連載で一年連載したエッセイ集です。栗本薫は元禄時代が好きなんだそうで。それに関して、中島梓がいろいろ書いています。確かに栗本薫、元禄時代風な作品多いのかもしれません。
しかし元禄時代について書いている、と言いつつ、話はいろいろそれて、決して元禄時代の話ではありません。まぁいつものことかもしれません。笑
この前が里見八犬伝現代語訳で、この後が好色屋西鶴です。このエッセイの連載途中で好色屋西鶴の連載が始まり、その辺の様子が書かれています。
ちなみに挿絵は小林智美さんということですが、ちょっと色っぽい。良い感じです。





 

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MOTOR FAN illustrated - Vol.205


今号は「クルマのねじ」です。
いや〜こんな特集やるの MFi しかありません。良いですね、こういう尖った特集。普通のネジだけじゃなく、ボールねじとか出てくるとことが良い。
小ねじ製造の世界は、ちょっとぶっ飛んでいて面白かったですね。ただ、製造とか適用例とかが多かったですが、もうちょっと技術的なところもやってもらうと良かったのに、その辺が少し残念。





 

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悪夢


ホラー・アンソロジーと言うことで、夢枕獏、栗本薫、赤川次郎、竹河聖の4名の作品が収録されています。なかなか豪華な面々です。
「ホラー」ということですが、夢枕獏「下衆法師」って、ホラーなんだろうか。あんまりホラーという感じでありませんでした。伝奇物って感じ。竹河聖「幻想マシーン」が一番ホラーっぽかったです。これは怖かった。続いて赤川次郎「見果てぬ夢」でしょうか。栗本薫「バックシート」は確かにホラーですが、なんだかちょっとコミカルな感じもしましたね。





 

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名探偵の挑戦状


森村誠一、内田康夫、赤川次郎、栗本薫の4名による短編集です。いやなんと豪華な取り合わせですね。
4人4様で、みんな手慣れた様子で、面白かったです。しかし状況の突飛さは怪獣が殺される栗本薫の「殺怪獣事件」飛び抜けている感じです。
この「殺怪獣事件」、どこかで読んだ感じがするなぁ、、、と思っていたら、Kindle で読んだ「伊集院大介最後の推理」に掲載されていましたね。2018 年に読んでいます。





 

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念願のマイホームを手に入れた規子が主人公です。
新しい家を手に入れて嬉しいはずなのに、何かおかしい、と言うところから始まります。なんだかいろいろ起こるんですが、これでホラーか、という感じもします。まぁあまりスプラッターな現象が起こるわけでもないのでそういう印象になるのかもしれません。もっと心理的なホラーですね。
ずっと規子の視点で話が進みますが、後半終わり近くで娘の真佐美がいろいろぶちまけます。突然違う視点から怒濤のごとくぶちまけるのですが、勢いよくて気持ちよかったです。
あと、表紙の絵は何なんでしょうね。ちょっとよくわかりません。





 

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ヒトはなぜ絵を描くのか――芸術認知科学への招待


「ヒトはなぜ絵を描くのか」というタイトルですが、ヒトが絵を書く理由というより、ヒトはどうやって絵を描けるようになるのか、ということが書いてある感じですね。
チンパンジーとヒトの比較とか、なかなか面白いです。
また、人は成長するとモノを見てもそのまま捉えられずに、モノを記号化してしまい、モノ(実物)からではなく記号から絵を描いてしまう、という点、なるほど〜と思った。





 

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大雪海のカイナ(3)


第3巻。
アニメ版の後を追っかけています。
リリハ救出。しかし脱出できずバルギアへ。そして脱出してアトランドへ戻ります。
う〜ん、しかし何だろうこれ。アニメ版の方が良いよ。このマンガ版も決して面白くないことはないのですが、ちょっといろいろ分かりづらいよ。頑張ってください。





 

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