UA-147249860-1 本: この道の続く場所

コミュニケーション不全症候群


現代人の「現代病」の話しですね。
この本が書かれたのは 1991 年と、結構昔なのですが、でも内容は今でも全然通用します。もちろん時代が変わっているので、この本で大きく取り上げられている「オタク」の意味は今では少し違うかもしれませんし、テレビの地位が低下し、SNS が大きく発展しているので、色々現代に当てはまらない点はありますが、でもこの本の根幹の部分は今でも全然変わってないです。ということは人類は進歩がないのか。笑
後書きで作者、結構苦労して書いたことが記されていますが、確かに結末まで展開があっち行ったりこっち行ったりして、道筋がストレートでは無いかもしれません。でもそれも作者の味かも。





 

| | コメント (0)

「死んだふり」で生きのびる: 生き物たちの奇妙な戦略


何と「死んだふり」の本です。
確かに昆虫はよく死んだふりするかもしれません。しかしそれを研究する人がいるとは。とても面白いです。
やっぱり研究というと、どう定量的に評価するか、と言うことが重要ですが、死んだふりをどう評価するのか。その辺の考え方が楽しいですね。
そして何でもやってみると奥が深いというか何というか。虫の死んだふりとヒトのパーキンソン疾患とが関連があるかも、なんてことが分かってくるとは。面白い本でした。





 

| | コメント (0)

MOTOR FAN illustrated - Vol.197


今号は「直列6気筒」です。
特に技術的な話しと言うより、いろんな直6エンジンの紹介、という感じの特集でしたね。日産サファリ用の TB 型なんてのが出てくるのが MFi らしい。
特集中では FEV Japan の齋藤社長の話しが面白かったですね。「欧米中チームのプラン A は BEV である」と。じゃトヨタのプラン A は? 水素エンジン?笑 センタクシー、センタクシーはプラン B とか C では? プラン B や C を考えるのも大切ですが、それってプラン A あっての話しでは?
あと、自動車鳥瞰図は意味不明でしたね。この人たまにこういう意味不明な記事書きますよね。戯言は自分のブログとか作ってそこでやってほしいものです。そもそも「鳥瞰」ってのは「高いところから見下ろし眺めること。転じて、全体を大きく眺め渡すこと」ですよね。つまりこれ、自分は他の下々とは事なり高いところから全体を見下ろすことができる優れた人間だ、という、意識がにじみ出ている傲慢なタイトルですね。





 

| | コメント (0)

名探偵は精神分析がお好き

タイトルと中身がちょっと違いますね。名探偵が謎を解くときに精神分析をどうやって使ってるか、みたいな内容かと思ったんですが、あまりそういう話はありませんでした。名探偵とか推理小説の話は出てきますが、それより結構自分の話を語っていますね。そして最終的には母親との関係に行き着く、と言うことのようです。
私はこの分野には詳しくなく、ふ〜ん、と思うだけですが、もうちょっとタイトルに寄った話の方が良かったなぁ。
作者はこの後この分野をさらに進んで、「コミュニケーション不全症候群」を書きます。次に読みます。タイトル通りの内容だと良いなぁ。笑


 

| | コメント (0)

EVのリアル 先進地欧州が示す日本の近未来


これは良い本ですね。
現在の(日本以外での)EV シフトの様子がとても詳しく分かります。客観的に冷静に書いてあって、色々な人のインタビューなどもあり、とてもわかりやすい。EV 推進の人も反対の人もみんな読んで欲しい本ですね。(EV 反対の人はこんな本読まないか。笑)
先日、ついに EU 議会で 2035 年までに内燃機関の新車販売を事実上禁止する法案が採択されました。世の中はどんどん進んでいるのですよ。本の帯に「このスピードに、日本は追いつけるか?」とありますが、ホントそうです。この本でも触れてありますが、「EV 推進はトヨタ潰しの陰謀だ」とか言う人たち、EU もアメリカも日本車なんて眼中にないのですよ。警戒すべきは中国車で、EU もアメリカも中国車には絶対に負けられない、という気概を感じます。だから急いでいるんです。日本のメーカーは、ボヤボヤしてると、気がついたら日本車のシェア無くなってました、ってことになりかねません。危機感を感じてほしいものです。





 

| | コメント (0)

紫音と綺羅〈下〉


下巻はすべて栗本薫が書いています。
上巻で広がってしまった風呂敷ですが、ちゃんと畳まれましたね。下巻はちょっと伊集院大介風なところもあり、こちらの方が読みやすい。上巻はいろいろしんどい場面(笑)が多かったですよね。
タイトルが「紫音と綺羅」ですが、結末もこの二人が締めているので、その辺はさすが栗本薫と言うべきか。しかし作者、あとがきでも書いていますが、結末までまとめるのは結構苦労したっぽい。そりゃそうでしょう。良くこういう感じにまとまったもんだと思います。でもまぁそれも楽しくやってたようなので良いんでしょう。





 

| | コメント (0)

大雪海のカイナ(2)


第2巻です。もうアニメ版の方がストーリー進んでしまいましたね。この巻ではカイナがリリハの弟のヤオナと共に抜け出すところまでですが、アニメ版はもう軌道樹の根の上をどんどん進んで、その先のイベントが展開されています。
何だろう、悪くないのですが、アニメ版の方が絵に奥行きがあって良い感じです。弐瓶勉の世界は遠くまでどこまでも続く世界が特徴ですが、アニメ版の方がその雰囲気を良く出している気がする。
第3巻は夏だそうで。買うのどうしようかなぁ、、、





 

| | コメント (0)

MOTOR FAN illustrated - Vol.196


今号の特集は「クルマの耐久性」です。
目の付け所がなかなかな特集だ、と思って読んでみるんですが、でも正直言ってそんなにたいした内容ではなかったですね。ちょっと残念。日産の可変圧縮比エンジンがちょっと面白かったか。
あと、今号も出てきましたね、「マージナル電源」。これ、まあ理屈は分かるんですが、でもこれって、「今」の話しではありませんか? 日本は 2050 年にはカーボンニュートラルになるんじゃないですか? そしたらマージナル電源も何も無いのでは? 自動車メーカー(日本以外の?)はみんなその地点から逆算して「今」のビジネスを進めてるのでは?
それとも何ですか? 日本(人類?)にはカーボンニュートラルは実現不可能で、2050 年時点でもバンバン化石燃料焚いて発電してるので、2050 年時点でもマージナル電源の考え方は重要で、その前提ならボクちゃんの大好きな THS が世界最高効率で、THS が世界を救うのだ。みんなひれ伏せ、ということか? 笑
それから、前号の熱効率 43% の BYD のガソリンエンジンに引き続き、今号は 52% のディーゼルエンジンが出てきましたね。中国・濰柴製だとか。何と。。。





 

| | コメント (0)

紫音と綺羅〈上〉


後書きに書いてありますが、作者(栗本薫)のおふざけで書いた冒頭に、その他の人(5人)が続きを書いたもの、と言う本だそうです。ふざけているだけあって、冒頭からかなりトバしています。でも何となくお話しになっていて、面白いんじゃないですか。
しかし、栗本薫パートになると一段とヘンタイ色が高まって、何というか読むのしんどい場面も多いです。笑
上巻の終わりではついに殺人が起こってしまいましたね。そして栗本薫以外の5人が色々話しを広げてますが、これ以後どう収束するんでしょう。と言うことで、下巻に続きます。下巻はすべて栗本薫パートのようです。





 

| | コメント (0)

ニューモデル速報 第628弾 ホンダZR-V のすべて


ちょっと得体の知れないクルマだなぁと思って、この「すべて」シリーズを買ってみました。小さい方からフリード、ヴェゼル、ZR-V となる。シビックと CR-V がベースになっている、と言うことか。スタイリングはヴェゼルよりも良い感じ。
SUV と言いつつ、若干背も低めで、あまり SUV 感が無く、5ドアハッチバックとかワゴン的な風味が強いですね。メカニズム解説などでシビック、CR-V と視点位置などが比較されていますが、やはり少し低めで、その辺が特徴かも。
このクルマに限りませんが、ホンダはスタイリングに統一感が無いので、もうちょっと「これがホンダだ」というものがあれば良いのに、といつも思います。それで損してると思うんだけどなぁ、、





 

| | コメント (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

その他 コンピュータ 写真 映画