UA-147249860-1 この道の続く場所: 2025年7月

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2025年7月

眠り姫の夜 −風が丘恋唄−

何と、アキレウス大帝とローデス候ロベルトのお話しです。裏グインサーガですね。
しかし、一体私は何を読まされているんでしょうか。
どーなるのかと思いきや、散々アキレウス大帝がグダグダしたあげく、最後に邪魔が入って結局何も無しかい。もう、なかなか付いていけない感じです。笑
まぁこのシリーズはこんな感じでしょう。作者の趣味全開なのでしょうがありません。

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Motor Fan illustrated - Vol.226

今号の特集は「駆動系、あらためて」です。この特集自体は良いのですが、、、
「プロローグ」は、何ですかこれ。「BEV はウォークマンになるべきだ」、しかも「DAT ウォークマンのリバイバル」だって。ほんと何言ってんだか。誰がこんなの欲しがるんですか。何で DAT ウォークマン絶滅したのかわかってます? 何で日本の家電メーカーが壊滅したのかわかってます? こういうのを「笑止千万」というのですよ。(笑止千万なんて初めて使った。笑) 一番初めの記事「プロローグ」でこんな話されて、もうガッカリ。最低です。
あ、BEV は絶滅させたいからあえてそういう主張をしてるんですか? あぁなるほどー(棒)

32ページ、「なぜいま、前後の「機械的つながり」なのか」、この記事は良かったですね。これまでの物理的に4輪が繋がっている四輪駆動車の安心感がなぜ強かったのか、そのおさらいをしてる感があります。しかし、、、35ページ、「いちいち上司にお伺いを立てる組織よりも、現場に裁量があって現場が優秀ならそれでいいはずだ」。これは、現場が優秀で経営者が優秀ではない日本のメーカーに長年入り浸っているとこういう主張になるのかもしれませんが、間違っています。目指すは現場も上司(経営者)もどちらも優秀な組織ではありませんか?この記事の文脈で言うと、末端の機械も中央で制御するソフトウェアもどちらも優秀であるべき、ということです。
しかし、こんな事言ってるようでは、一生 SDV なんて理解できませんよ。(ハナから理解する気もないのかな。)

今回も飛ばしているのは「変態内燃機関列伝」です。今回はなんとヴァンケル・ロータリー。しかも我々がよく知っているロータリーエンジンのさらに前身に DKM 型という、全部同心回転するエンジンがあったとは。なんじゃこれ。すごいよこれ。よくこんなの考えられるよ。まさに「変態」以外の何物でもありません。

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流星のサドル

時系列的には「キャバレー」と「黄昏のローレライ」の間の話です。矢代俊一26歳です。彼はこの話の後に、ニューヨークに渡って結婚して日本に帰ってきて、「黄昏のローレライ」へと続きます。
とはいえ、主人公は矢代君ではなく、矢代俊一カルテットの一員で、ピアニストの結城滉です。しかも、ほぼ全篇にわたって「俊一」「俊一」「俊一」、、、という感じで、ちょっと鬱陶しいったらありゃしない。一体私は何を読まされているんでしょうか。笑

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孤独なバッタが群れるとき

「バッタを倒しにアフリカへ」の前日譚とも言える本です。バッタ研究の始まりからアフリカへ渡るまでのお話しです。
「バッタを倒しにアフリカへ」では、あまり研究内容には触れられず、アフリカ生活のいろいろが書かれましたが、この本は打って変わってバッタ研究の内容が詳しく書かれます。個人的にはこういう感じの方が良いですね。バッタ研究の内容がかなり平易に、しかもかなり詳しく書かれているので、わかりやすくて面白いです。研究も波瀾万丈があって、楽しめます。バッタの卵洗うとか、笑いました。
そして第3巻、「バッタを倒すぜアフリカで」に続きます。もう買ってあります。後は読むだけ。この第3巻ではサバクトビバッタ対策が完成するのでしょうか???

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黄昏のローレライ キャバレー 2

サブタイトルに「キャバレー2」とあるとおり、前作「キャバレー」の続編です。続編とは言え、作中でもすでに16年経っていて、前作の話は昔話になっているので、前作読んで無くても大丈夫。(実際私、前作のストーリー覚えてません。笑)
何かとてつもない才能がある変わりに、浮世離れしていて日常生活もままならず、まわりの人が何故かやたら世話を焼きまくる、というのは、もう栗本薫お決まりのパターンですね、この巻の矢代君もその通りの人物です。ある意味天才の作者はこういう人に感情移入できるのかもしれませんが、一般人の私はどうもこういう人は苦手ですね。読んでてちょっとイライラする。
私は基本的にヤクザには冷淡ですが、この16年ぶりに登場したヤクザの滝川、ちょっと最後、悲しかったですね。やはりまったく感情移入はできませんが。
しかしこれだけ文句言ってるヤツにも、なんだかんだと読ませてしまう作者の力量にはいつも感服します。

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