タナトスの子供たち: 過剰適応の生態学
以前書かれた「コミュニケーション不全症候群」の続編とも言える本です。
なんでも、かつてのニフティサーブのパティオに連載されたもの約 200 枚からはじまる評論だそうです。と言うことは、第1章がそれに当たるのかな。しかしニフティのパティオなんて懐かしい。笑
読み進めると、なんだか既視感があります。私これ読んだことがあるかも。どこで読んだでしょうね。昔のことは忘れましたが、ニフティのパティオで読んだのかな。
途中いろいろ話が飛びますが、なんだかんだとヤオイが出現するまでの理屈が述べられます。でもこれ、決して私が腑に落ちることはないような気がします。言わんとする理屈はわからないでも無いですが、、、
出版されたのが 1998 年の 10 月で、いわゆる「世紀末」です。結局世紀が変わっても特に変わったことも無かったのですが、でも当時、世紀末は世界の終わりとして盛り上がった(笑)ものです。この本も終わりの方、ちょっと悲観的なところがあり、その辺に世界の終わり的な雰囲気が感じられますね。
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