夢見る頃を過ぎても: 中島梓の文芸時評
雑誌「海燕」に掲載の文芸批評です。中島梓名義。
なんだか言いたい放題です。かなりあからさまに色々な人をけなしていて、これ出版して大丈夫か、と思うような本です。笑
良い小説とは何か。売れた小説が良い小説なのか。売れてないけど良い小説というのはあるのか。むむむ、、、
「ものすごくステレオタイプな感受性を持った有名人が新興宗教の教祖になって選挙に出てさらに有名になってから小説家に転身し、主人公がすさまじい波瀾万丈の運命のすえに不治の病になってロマンチックのきわみの純愛をしつつも死んでしまうエッセイ仕立ての下手糞な小説」を書いたらめちゃくちゃ売れるそうです。ホントかいや。
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