MOTOR FAN illustrated - Vol.209
MOTOR FAN illustrated - Vol.209
今号は「小さなクルマ」です。
最近のクルマは大きくなったと言われて久しいです。ちょっと Wikipedia でカローラを調べてみました。
全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm) 重量(kg)
初代:3,845 1,485 1,380 710
現行:4,495 1,745 1,435 1,400
面積比だと 5,709,825 対 7,843,775(mm2) で、約 1.3737 倍、
重量比だと 710 対 1,400 で約 2倍。なんと重さ2倍ですよ。重量は確かにかなり増えていますね。でも専有面積だと 1.4 倍くらいなので、思ったより大きくはなってない、という印象です。
ところで軽自動車の規格が 3.4 m x 1.48 m なので、初代カローラは軽自動車よりちょっと大きい(長い)ことになります。現行スズキ・アルトは車両重量 710 kg なので、あれれ、初代カローラと同じですね。ということは同じくらいの寸法のクルマで比べると、重さは大して変わっていない、と言えるのかもしれません。
今号の特集では、日本だけでなく、その他各国の小型車の規格がいろいろ紹介されていて、これは興味深かったです。デカいクルマばっかりのアメリカにもちゃんと小型車規格があるとか面白い。日本は昔から「軽自動車」という素晴らしい小型車規格を持っていたのですが、日本だけのローカル規格に終わってしまったことがちょっと残念ですね。今の寸法やエンジンじゃダメですが、でもその辺をうまく調整すれば、例えばアジアの小型車共通規格などになったかもしれません。もう過去の話ですね。
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