UA-147249860-1 この道の続く場所: 2023年7月

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2023年7月

新版 小説道場〈2〉


旧小説道場では第1巻で10回まで、第2巻で18回までの掲載でした。
新小説道場では第1巻で既に18回まで掲載し、この第2巻で38回まで掲載してあります。どうも読んだことがない話の気がする、と思っていたらその通りでした。
旧小説道場では「門弟」の作品の掲載や、座談会の掲載などがありましたが、新小説道場ではそういうのは一切無しで、道場の内容ばかりです。これはこれでいいのですが、道場中で絶賛されている作品とかはちょっと読んでみたい気もしますね。
内容は相変わらず言いたい放題ですが、でも面白いです。別に JUNE 小説じゃなくても普遍的に通用する内容と思います。





 

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新版 小説道場〈1〉


「新版」とある通り、かつての「小説道場」の再版のようなものです。
以前のものには「門弟」の作品が載ってたりしてますが、今回のはそういうのは無しで、小説道場本編のみです。以前のも読んでいるので、もう一度読むことになります。
内容は一度読んでいるので、あぁこんな感じだったなぁ、と懐かしく思い出します。前説とあとがきは新版独自のものです。あとがきがなかなか読み応えあります。作者の「JUNE小説」にかける意気込みというか、心情がよくわかります。深い。





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地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる


これはとても良い本ですね。
ちょっと分厚いですが、内容豊富。地図の話だけあって、絵や図がたくさん出てきて、とてもわかりやすい。そして地図の奥深さもよく分かります。
内容は地図についてですが、表やグラフを作るときの類慰する点を学ぶこともできます。表紙に「データビジュアライゼーションの基礎としても有用」とある通りです。
自分がデータ作るときだけじゃなく、何らかの意図を持って巧妙に作られたデータに騙されないためにもこういうことを勉強しておくのは役に立ちますね。





 

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まぼろし新撰組


栗本薫作ではなく、舞台脚本のノベライズだそうです。後書きで説明がありました。
でもそう言われないと分かりませんね。世の中にはタイムスリップものがたくさんあり、この本もその一つですが、うまく1冊でまとまっていると思います。
なんだか世の中には新撰組とか明治維新とかあの辺のことを好きな人が多いようですが、私はまったく興味が無いので、新撰組と言われても、ふ〜ん、程度ですが、でもまぁ面白かったですね。主人公の須藤ユキの独白の連続にちょっとクラクラしますが、、、笑
沖田総司はずいぶんひ弱で、一見頼りない風に描かれています。そして沖田総司のことになると、途端に饒舌になってしまいます。作者の好みと一致しているんでしょうね。





 

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シンデレラ症候群(シンドローム)


なかなか面白かったです。
主人公の秋葉君は二重人格(解離性同一症)ですね。ごく平凡な「表」の誠一と、「裏」の譲二が昼と夜とで入れ替わります。「二人」で話ししてるんですが、ホントにそんなことになるんでしょうか。でも作者本人にもそういう所があったらしいので、それが反映されているのかもしれません。
秋葉君の母親がかなりイっちゃってます。一見、ちょっとクドい人みたいな表現なんですが、実はホントにオソロシイ。でもこういうクドクド、クドい人書かせたら栗本薫うまいですね。





 

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MOTOR FAN illustrated - Vol.201


今号の特集は「エンジンの作り方」です。
でも内容はタイトルから受ける印象とはちょっと違う感じで、個別のエンジンの紹介みたいな雰囲気です。日産の発電専用の HR14DDe、可変圧縮比 KR 型と、日産の技術が結構面白いです。続いて、中国の熱効率 46% という驚異的なエンジンも興味深いです。これを超える日産の熱効率 50% のエンジン(開発中)の登場が待たれるところですね。
「エンジンの作り方」というタイトルと関連が薄そうですが、水素燃焼、フレックスフューエル、合成燃料も紹介されています。果たしてこれらが次世代エンジンのメインストリームとなり得るのか。これらの燃料はエンジン側と言うより燃料の生産とロジスティクス側の問題の方が大きいです。何とかエンジンを延命させたい人たちには希望の星なんでしょうが、世界的に広がるか、というと疑問ですね。
それと、今回の「MyOpinion」には岡崎五朗さんが出てきましたね。肩書きに「モータージャーナリスト/AJAJ理事」とありますが、「トヨタ・モビリティ基金理事」の肩書きも書いておいた方が良いんじゃないですか。この肩書きを加えることで、記事の主張の根拠が読者のみんなに良く理解されると思いますよ。どうですか、編集長!





 

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