UA-147249860-1 この道の続く場所: 2023年2月

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2023年2月

EVのリアル 先進地欧州が示す日本の近未来


これは良い本ですね。
現在の(日本以外での)EV シフトの様子がとても詳しく分かります。客観的に冷静に書いてあって、色々な人のインタビューなどもあり、とてもわかりやすい。EV 推進の人も反対の人もみんな読んで欲しい本ですね。(EV 反対の人はこんな本読まないか。笑)
先日、ついに EU 議会で 2035 年までに内燃機関の新車販売を事実上禁止する法案が採択されました。世の中はどんどん進んでいるのですよ。本の帯に「このスピードに、日本は追いつけるか?」とありますが、ホントそうです。この本でも触れてありますが、「EV 推進はトヨタ潰しの陰謀だ」とか言う人たち、EU もアメリカも日本車なんて眼中にないのですよ。警戒すべきは中国車で、EU もアメリカも中国車には絶対に負けられない、という気概を感じます。だから急いでいるんです。日本のメーカーは、ボヤボヤしてると、気がついたら日本車のシェア無くなってました、ってことになりかねません。危機感を感じてほしいものです。





 

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紫音と綺羅〈下〉


下巻はすべて栗本薫が書いています。
上巻で広がってしまった風呂敷ですが、ちゃんと畳まれましたね。下巻はちょっと伊集院大介風なところもあり、こちらの方が読みやすい。上巻はいろいろしんどい場面(笑)が多かったですよね。
タイトルが「紫音と綺羅」ですが、結末もこの二人が締めているので、その辺はさすが栗本薫と言うべきか。しかし作者、あとがきでも書いていますが、結末までまとめるのは結構苦労したっぽい。そりゃそうでしょう。良くこういう感じにまとまったもんだと思います。でもまぁそれも楽しくやってたようなので良いんでしょう。





 

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大雪海のカイナ(2)


第2巻です。もうアニメ版の方がストーリー進んでしまいましたね。この巻ではカイナがリリハの弟のヤオナと共に抜け出すところまでですが、アニメ版はもう軌道樹の根の上をどんどん進んで、その先のイベントが展開されています。
何だろう、悪くないのですが、アニメ版の方が絵に奥行きがあって良い感じです。弐瓶勉の世界は遠くまでどこまでも続く世界が特徴ですが、アニメ版の方がその雰囲気を良く出している気がする。
第3巻は夏だそうで。買うのどうしようかなぁ、、、





 

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MOTOR FAN illustrated - Vol.196


今号の特集は「クルマの耐久性」です。
目の付け所がなかなかな特集だ、と思って読んでみるんですが、でも正直言ってそんなにたいした内容ではなかったですね。ちょっと残念。日産の可変圧縮比エンジンがちょっと面白かったか。
あと、今号も出てきましたね、「マージナル電源」。これ、まあ理屈は分かるんですが、でもこれって、「今」の話しではありませんか? 日本は 2050 年にはカーボンニュートラルになるんじゃないですか? そしたらマージナル電源も何も無いのでは? 自動車メーカー(日本以外の?)はみんなその地点から逆算して「今」のビジネスを進めてるのでは?
それとも何ですか? 日本(人類?)にはカーボンニュートラルは実現不可能で、2050 年時点でもバンバン化石燃料焚いて発電してるので、2050 年時点でもマージナル電源の考え方は重要で、その前提ならボクちゃんの大好きな THS が世界最高効率で、THS が世界を救うのだ。みんなひれ伏せ、ということか? 笑
それから、前号の熱効率 43% の BYD のガソリンエンジンに引き続き、今号は 52% のディーゼルエンジンが出てきましたね。中国・濰柴製だとか。何と。。。





 

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紫音と綺羅〈上〉


後書きに書いてありますが、作者(栗本薫)のおふざけで書いた冒頭に、その他の人(5人)が続きを書いたもの、と言う本だそうです。ふざけているだけあって、冒頭からかなりトバしています。でも何となくお話しになっていて、面白いんじゃないですか。
しかし、栗本薫パートになると一段とヘンタイ色が高まって、何というか読むのしんどい場面も多いです。笑
上巻の終わりではついに殺人が起こってしまいましたね。そして栗本薫以外の5人が色々話しを広げてますが、これ以後どう収束するんでしょう。と言うことで、下巻に続きます。下巻はすべて栗本薫パートのようです。





 

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