機動戦士ガンダム 逆襲のシャア―ベルトーチカ・チルドレン
富野由悠季作品は久しぶりに読みます。バイストンウェルの話しは一通り読んでますが、ガンダム系は初めてかも。
映画版とはストーリーが違いますが、こちらも面白いです。ただ、映像作品じゃないですが、ちょっと「尺」が足りないかも。クェスとシャア、ハサウェイとクェスの関係とか、もうちょっと色々お話しがないと、なんであんなに入れ込んでしまうのか、少し伝わりづらい。
この本ではアムロの子供ができる設定になっていますが、映画化のときにはそのストーリーは否定されたと後書きに書いてあります。富野さん本人も、それがいい、との判断で映画版では子供はできてませんが、それで正解だった気がします。後の世代は、この後ブライトの子供のハサウェイの話が続きますが、あまり、誰々の子供と誰々の子供の話し、みたいに続くより、新しい人が出てくる方が良いですね。作る人もどんどん新しい人に代わっていって欲しいと思います。
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