朝日のあたる家〈5〉
第5巻。これで一応完結。
横浜からどこへ行くのかと思えば、何と敦賀〜武生〜米原ですか。なかなか良いところへ逃げますね。(^_^;)
しかし、1巻から始まりこの5巻まで、結構な枚数ありますが、これ、はじめからこの結末に向かって構築された物語だったんでしょうか。第1巻は 1988 年刊行、第5巻は 2001 年刊行です。完結まで 13 年かかっています。前半の設定等も後半で良く生かされ、5巻で完全に一まとめになっています。そうだとしたらやはり作者素晴らしい。
ただし、全体で5巻ありますが、イベント的にはそう大したものは無く、心理描写や独白が大部分を占めるので、ちょっと読むのは大変です。また、どうしても主人公達には感情移入できません。笑 お話しは面白いです。
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