おなかの赤ちゃんは光を感じるか――生物時計とメラノプシン
まだ目の見えない胎児(おなかの中の赤ちゃん)がどうやって外部の光を感じるのか、というお話しです。想像通り母体から情報が伝達されるわけですが、なかなか面白いです。この本では特に、胎児をどうやって調べるのかなどの話もあり、興味深い。(動物実験に使われる実験動物は、やはりちょっと可哀想ですね。)
高度な内容を平易に書くというのは大変なことですが、この本は文章も平易で、どんどん読めます。良い本と思います。
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