MOTOR FAN illustrated - Vol.188
今号の特集は「充放電」と言うことですが、、、
なんか最近の MFi って劣化してますね。今号なんて、池田直渡登場ですよ。「俺に言わせろ!!」とか三流週刊誌かよ。MFi って、技術誌でしょ。ヒドいねこれ。最悪です。
特集「充放電」の内容はまぁ良し、順当なところですが、でも充電器の話では、何で海外で設置が進む 350 kW 器の話はないのか。日本でもテスラは 250 kW 出力のスーパーチャージャーが既に存在してますよね。なんで eMP は基本上限 90 kW なのか。新電元の 150 kW も「ブースト」なので 150 kW フルスペックじゃないですよね。アメリカでは今後「最低」出力が 150 kW で、1ステーションあたり最低4口なんてインフラになるかも知れないというのに。こういう所は何故触れられないのか。
電池寿命もテスラ・モデルSの電池は 20万マイル(32万キロ)走って劣化 10% くらいですよね。現行リーフも 20 万キロくらい走って1〜2セグ欠けくらいじゃないですか。こういう話はなぜ無いのか。BEV の電池はヒドく劣化することにしたいトヨタを擁護したいのかも知れませんが、、、でもそれは科学的な姿勢じゃないでしょ。
あげく、「日本は過去20年間CO2排出を大幅に減らしてきた」ですか。それは事実かも知れませんが、でもそれ、真剣に言ってますか。そう言っちゃうのは正に「イノベーションのジレンマ」では?
なんだか最近、記事にすごくトヨタ・バイアスがかかってますよね。特定の約1名だけ(今号から2名になるのかも知れませんが。笑)かもしれませんが、でもどこか1社にのみ肩入れして記事書くのは科学的で公平な姿勢ではありません。MFi はそんな雑誌じゃないと信じてたんですが、、、
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