UA-147249860-1 この道の続く場所: 2022年6月

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2022年6月

わが心のフラッシュマン (ロマン革命)


「フラッシュマン」とは、かの「秘密戦隊ゴレンジャー」に始まる、由緒正しいスーパー戦隊の第10作目、「超新星フラッシュマン」のことです。スーパー戦隊シリーズはたくさんありますが、こんなのもありましたか。
フラッシュマンの話は出てきますが、しかしそもそも、フラッシュマンを語るのが主ではなく、人と物語の話が語られます。何で人にはこういう「物語」が必要なのか、と言う話しです。
はじめは、自分の息子がフラッシュマンが大好きだ、と言う話しから始まるのに、読み進めるにつれて、だんだん話しが大袈裟になっていきます。笑 ただ全体的に読みやすく、どんどん読めます。その辺はやはり中島梓か。





 

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アンティック・ドールは歌わない―カルメン登場


日本人ですがスペインに渡って長い、スペイン人のようになってしまった女性「カルメン」が主人公です。とても強い主人公です。作者後書きで書いてありますが、作者はスペインには行ったことがなく、スペインへの憧れと願望が書かせた本だとのことです。
でもまぁ行ったことが無い場所の話を書いちゃダメ、ということもないので、そこんところはどうでも良いのですが、でもとてもスペインっぽくて良い感じ。
この本は短編が4つで構成されていて、第1話で主人公が「アンジェリータ」を探して日本にやってくる(戻ってくる)ところから始まります。この話がそのまま続くのかと思いきや、各話でそれぞれの関連はほとんどありません。個人的には「アンジェリータ」の話しをもうちょっと読みたかった気がします。





 

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R236

道のページ の更新です。


今回は 236号 です。
236号は北海道帯広市の大通北1交差点から始まり、南下して日高山脈を越えた後、太平洋岸に達し、そのまま北海道浦河郡浦河町に至るまでの国道です。


今回は浦河町→帯広市 のルートです。


浦河町を出発して少し海沿いを走ったのち、ルートは内陸へ向かいます。そして写真の正面に見える日高山脈を越えます。


日高山脈


雪山が見えていましたが、でも山越えは特に何ということもなく終わります。一番高いのは野塚峠ですが、野塚峠は野塚トンネルで超えます。次の写真は野塚トンネルを越えた後、すぐの場所にある駐車場から振り返って撮った様子です。


野塚トンネル


山を下りて広尾郡大樹町です。大樹町の中心を流れる歴舟川にたくさんの鯉のぼりが泳いでいました。(この日は5月5日。)


鯉のぼり


旧国鉄広尾線の駅だった幸福駅と愛国駅に行ってみました。広尾線はもちろん既に廃線なので、両駅とも観光駅です。特に幸福駅はもろに観光地となっていました。まぁ名前からしてそうなるでしょうね。(^_^;) 「幸福駅行き切符」を買うことができます。


幸福駅


愛国駅


236号は本線の他、帯広市から南へ延びる帯広広尾道も236号となっています。そっちも走行しています。
予定外の訪問でしたが、幸福駅と愛国駅は結構良かったです。鯉のぼりもなかなか。





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時を刻む湖――7万枚の地層に挑んだ科学者たち


三方五湖のうち一つ、水月湖の湖底の堆積物が、地質学の年代決定のための世界標準になるまでの過程が記録された本です。いやこれ面白かった。
水月湖の堆積物は一度世界標準になるチャンスを逃しましたが、20年の歳月を経てついに世界標準になるという、ドラマチックな話がとても面白く書かれています。
とても面白いんですが、でも実際の研究は地味な作業をひたすら繰り返す、根気のいる作業の繰り返しというコントラストが良いですね。最後に残る課題(誤差)をクリアするところも良いですね。





 

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くたばれグルメ

タイトルの通り、いわゆる「グルメ」をこき下ろす本です。と言っても、料理の美味い不味いと言うより、味も分からないのに分かった風に振る舞う人たちをこき下ろした本と言った方が良いかも。
それで本人は、ササミ弁当とか、チキンヌードルとかを美味い美味いと。かなり極端ですね。でもこの人は、単に味がどうこうと言うより、何らかの、特にノスタルジックな記憶に結びついたものを本当に美味いものと感じているようですね。
しかし話の途中で脱線が多い。さすが中島梓と言うべきか。笑


 

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R235

道のページ の更新です。


今回は 235号 です。
235号は北海道室蘭市海岸町から始まり、海沿いを北東に進んで苫小牧市を経由し、方向を南東に変えてさらに海沿いを進み、北海道浦河郡浦河町に至るまでの国道です。


今回は室蘭→苫小牧→浦河町 のルートです。北海道の南岸をおよそ海沿いに走ります。


苫小牧をすぎて日高地方を南下していると、かなり牧場があります。こういう感じで馬がよく見られます。


牧場


そして、235号本線に加えて、自動車専用道の日高自動車道も235号であるとのことなので、日高自動車道も走りました。日高自動車道はこんな感じで、かなり路面が荒れています。


日高自動車道


日高自動車道走行後、本線に戻って進みます。線路が併走しているのですが、こんな場所を発見。この線路はJR日高本線なのですが、日高本線は 2015 年の高波被害で土砂流出が起き、その影響で廃線になっています。ここも被害のあった場所のようです。日高本線は、まだ線路が見られますが、もう列車は走っていません。


JR日高本線


そして浦河町のゴール地点です。ゴール地点の交差点をよく見ると、歩道に道路元標があるのです。写真では左下に写っています。


道路元標の位置


上から見るとこんな感じです。こんな所に道路元標があるとは。でも写真に撮れて満足です。


道路元標


235号は日高自動車道があったこともあり、すごく長距離走っています。オドメーターから計算すると、1日に 355 km ほど走っています。350 km とは、さすが北海道! 本州の国道ではこうはいきません。





 

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MOTOR FAN illustrated - Vol.188


今号の特集は「充放電」と言うことですが、、、
なんか最近の MFi って劣化してますね。今号なんて、池田直渡登場ですよ。「俺に言わせろ!!」とか三流週刊誌かよ。MFi って、技術誌でしょ。ヒドいねこれ。最悪です。
特集「充放電」の内容はまぁ良し、順当なところですが、でも充電器の話では、何で海外で設置が進む 350 kW 器の話はないのか。日本でもテスラは 250 kW 出力のスーパーチャージャーが既に存在してますよね。なんで eMP は基本上限 90 kW なのか。新電元の 150 kW も「ブースト」なので 150 kW フルスペックじゃないですよね。アメリカでは今後「最低」出力が 150 kW で、1ステーションあたり最低4口なんてインフラになるかも知れないというのに。こういう所は何故触れられないのか。
電池寿命もテスラ・モデルSの電池は 20万マイル(32万キロ)走って劣化 10% くらいですよね。現行リーフも 20 万キロくらい走って1〜2セグ欠けくらいじゃないですか。こういう話はなぜ無いのか。BEV の電池はヒドく劣化することにしたいトヨタを擁護したいのかも知れませんが、、、でもそれは科学的な姿勢じゃないでしょ。
あげく、「日本は過去20年間CO2排出を大幅に減らしてきた」ですか。それは事実かも知れませんが、でもそれ、真剣に言ってますか。そう言っちゃうのは正に「イノベーションのジレンマ」では?
なんだか最近、記事にすごくトヨタ・バイアスがかかってますよね。特定の約1名だけ(今号から2名になるのかも知れませんが。笑)かもしれませんが、でもどこか1社にのみ肩入れして記事書くのは科学的で公平な姿勢ではありません。MFi はそんな雑誌じゃないと信じてたんですが、、、





 

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