グルメを料理する十の方法
タイトルからして中島梓の評論みたいな雰囲気がありますが、栗本薫の推理小説です。次から次へといろんな料理が出てきて、おなかいっぱいになります。
体重 130 kg のでっぷり太ったアザミさん(女性)が、(探偵ではありませんが)探偵役です。でもこの人、マツコ・デラックスに見えて仕方がない。この本が書かれたときにはマツコ・デラックスは存在してなかったと思いますが、面白いものですね。
事件が起こって、その場に居合わせた主人公が事件に関与し、連続殺人になり、殺されそうになって、最後に謎解き、と、典型的な展開ですが、面白かったです。謎解きもなかなかよろしかったのでは。
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