UA-147249860-1 この道の続く場所: 2021年7月

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2021年7月

軽井沢ミステリー傑作選


土屋孝夫、大坪砂男、鮎川哲也、戸川昌子、梶龍雄、内田康夫、大沢在昌、栗本薫の各人の短編を収録した本です。「軽井沢ミステリー」なのですべて軽井沢に関連する話しです。
どの話しもそれなりに面白いですが、やはり異彩を放っているのは栗本薫の「軽井沢心中」でしょう。軽井沢で起こった、一見無関係と思われる男女の心中事件の真相が語られる話ですが、何たって、ほとんど登場人物の心の声で構成いされているという、珍しい話しです。結末へ進んでいく過程は、笑っちゃダメですが、思わず笑ってしまうような展開です。
ちなみにこの「軽井沢心中」は、1981 年刊の「天国への階段」に収録されている話しで、一度読んだ話でした。


 


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皮膚はすごい: 生き物たちの驚くべき進化


「皮膚はすごい」と言うことで、人の皮膚の話しかと思いきや、もちろん人の皮膚の話も出てきますが、植物から昆虫から鳥から魚から、ありとあらゆる「皮膚」が出てきて、ちょっとビックリ。ま、確かにみんな皮膚か。
人は進化の過程で体毛を捨て、皮膚を直接世界に晒すことにして発展したというくだりは、新しい視点だなぁ、と思う反面、皮膚が重力波を感知している可能性があるとか、ちょっと????と思うところもあります。それはちょっと言い過ぎでしょう。
でも全体的には面白い本でした。


 


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世界でいちばん不幸で、いちばん幸福な少女


栗本薫・中島梓の旦那さんによる、昔「グインサーガ・ワールド」に連載されたエッセイを加筆・修正したものです。グインサーガ・ワールドもすべて読んでますが、改めて読んでみました。懐かしい。
私は栗本薫・中島梓は作家、評論家の面しか知りませんが、それ以外の、舞台作家、演出家の一面など、知らないところが分かって面白いです。
また、あれだけの作品を生み出す人は、やはり普通の人とはちょっと違う、というところもよく分かります。
最後の方は亡くなった後の話しまで書かれていますが、淡々と書かれていて、それがまた寂しさを醸し出していますね。亡くなったのが 2009 年なので、もう 12 年も経ってしまったのですね。





 

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