UA-147249860-1 Mac mini M1: この道の続く場所

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Mac mini M1

これまで自宅で Mac を使っていましたが、もうだいぶ古くなってしましました。何たって、Mac Pro Early 2008 なので、2008 年モデル。もうかれこれ 13 年も使ってます。
もちろん現在の Mac に比べて速いと言うことはありませんが、しかしこれでも、一般的な使用上はあまり大きな問題はありません。なんだかんだ言っても MacPro です。買うとき奮発しましたからね〜。

しかし 13 年前のマシンはやはり古く、OS が更新できなくなって久しいです。OS は、10.11 El Capitan までしか更新できませんでした。

そして OS が古いため、最近、普段使っているソフトがどんどん更新できなくなってきたのです。Firefox は ESR 版になってしまいました。iTunes は、Apple music が表示できなくなってしまいました。(ブラウザアクセスで代替。。。) Microsoft Office も更新できなくなりました。もちろん OneDrive も。さらに Google Drive も更新できなくなりました。OneDrive は一応動いてはいますが、Google Drive は動かなくなったのです。困ったなぁ、、、

と言うわけで、買い換えることにしました。。。

ちょうど、M1 チップの Mac mini が出ています。CPU が変わるのでどうだろう、、、としばらく静観していましたが、MacBook Air など随分評判が良いようです。それじゃこれで良いんじゃなかろうか。と言うことで、Mac mini を買うことにしました。

BigSur

Mac mini、吊しのモデルはメモリ 8 GB で即納でしたが、メモリを 16 GB に変更しました。SSD は 256 GB です。このモデルは受注生産になるので、1月初めに注文して、2月の頭に届きました。
そしてそそくさとセッティング。だいたい設定完了です。

やはり新しいマシンはいいもんですね。快適です。(^_^)/
M1 ネイティブなソフトも、Rosetta2 上で動く Intel バイナリも、どちらもほとんど区別なくとてもスムーズに動きます。例えば今この文章は、M1 ネイティブの CotEditor 上で Intel バイナリの Atok で書いていますが、どっちがどっちとかまったくわかりません。この辺、とてもよくできてますね。

しかし違うのはその大きさです。
Mac mini は 高さ:36 mm、幅:197 mm、奥行き:197 mm、重量:1.2 kg ですが、
MacPro は 高さ:511 mm、幅:206 mm、奥行き:475 mm、重さ:18.4 kg なのです。
とてもデカいです。
従って、重さは約 1/15、体積はなんと約 1/36 になりました。これで Mac mini の方が速くて快適なんですから、13 年の進歩はすごいものです。

MacPro 上での唯一の問題は Dreamweaver でした。昔 Dreamweaver CS3 を使っていて、あるとき CS6 にバージョンアップしたのです。しかし CS6 は超絶遅く、とても使用に耐えない。そこでやむなく CS3 に戻して使っていたのです。
その後、Dreamweaver は CC になりましたが、速度が速くなったという話は聞かず、そのまま CS3 を使い続けていました。

さて、新しい Mac mini 上で最新の Dreamweaver にするとどうなるでしょう???
とりあえず体験版としてインストールして使ってみましたが、なかなか良い感じではありませんか! Dreamweaver CC は現時点では Intel バイナリなので Rosetta2 上での動作ですが、そんな事は感じさせず、まったく問題ありません。これで CC に更新可能のようですね。CS3 も CS6 も 32bit アプリケーションなので、最新の macOS 上では動作せず、Dreamweaver CC が重くて使い物にならなかったらどうしよう、とか思っていましたが、杞憂に終わったようです。良かった良かった。

MacPro では Dashboad に CPU とかメモリの温度を表示する Widgets があり、いつも監視してたのですが、だいたい 77〜78 度でした。常にファンが回っていて結構うるさいです。後ろから生暖かい風がずっと出てました。
Mac mini では、iStat menus というアプリで各部の温度を測れますが、だいたい 25〜30 度くらいですね。ファンもほとんど回っている形跡がなく、とても静かです。これもまた良い感じ。

Mac mini にして発生した問題は、プリンターです。うちのプリンターは、Brother の MFC-J950DN という、電話機兼FAX兼プリンター兼スキャナーというものです。これも 2010 年発売と、かなり古い機種ですね。
印刷は問題ありませんが、スキャナーが使えないのです。使えないというのは、、、
MacPro 上では Brother の Control Center というソフトでプリンターに接続してスキャナーを使っていましたが、Control Center は最新の macOS BigSur 11 ではサポートされないのです。App Store に iPrint&Scan という Brother 製のソフトがあるので入れてみたのですが、iPrint&Scan でも MFC-J950DN はサポートされないのです。アプリ上でプリンター見えているのに、、、困ったなぁ。一番スキャナー使ってるのに。スキャナーだけは Windows から使うかなぁ。。。
iPrint&Scan は iPad にもあるのでこっち使ってみると、やはり MFC-J950DN はサポート外ですが、「手動設定」で IP アドレスを直打ちすると、なんと接続できてスキャンもうまくいくではありませんか。それじゃこっち使うかなぁ。

あと、本体の SSD 容量が 256 GB と少ないので、データの類は外付けの HDD に置いているのです。しかし何故か、本体をスリープさせていると、時々 HDD の電源が入るのです。本体がスリープから覚めたわけではないのですが、何故か HDD の電源が入り、しばらくアクセスランプが点滅してまた電源が落ちるのです。そういえば、MacPro も時々スリープ中に突然ファンが回りだして、しばらくすると止まるという動作をしてましたが、そういうことなのかなぁ。
ちなみに、Google で調べると、本体スリープ中に外付け HDD の電源が入ることは良くあるようです。ちょっとなんだかなぁ、という動作ですね。

さすがに 10.11 El Capitan からの更新だと、いろいろ変わったところがあり、まだ細かな問題がいくつか残ってはいますが、それでも全体的には満足感が高いです。昔は「スペックの高い機械を頑張って買って長く使おう」という方針で、ちょっと高い MacPro を頑張って買ったのですが、Mac mini がこの程度(10万円ほど)で買えるんだったら、「そこそこの機械を買って早めに買い換えよう」という方針の方が幸せなのかもしれません。そんな気がした Mac mini でした。


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