ゲルニカ1984年
テレビディレクターの主人公安田修平は、ひょんなことから「戦争が始まっている」との考えに取り憑かれ、しだいに破滅していく物語です。だんだん壊れていく様子が描かれ、とてもオソロシイ。
タイトルに「1984年」とありますが、元々はその1984年に SF マガジンに連載されていたもの単行本化された本です。1984年というと、20世紀の終わりが見えてきて、終末論が幅を効かせていた時期です。この本は、すごくそういう時代に書かれたものだなぁという感じがしますね。
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テレビディレクターの主人公安田修平は、ひょんなことから「戦争が始まっている」との考えに取り憑かれ、しだいに破滅していく物語です。だんだん壊れていく様子が描かれ、とてもオソロシイ。
タイトルに「1984年」とありますが、元々はその1984年に SF マガジンに連載されていたもの単行本化された本です。1984年というと、20世紀の終わりが見えてきて、終末論が幅を効かせていた時期です。この本は、すごくそういう時代に書かれたものだなぁという感じがしますね。
「なせ蚊は人を襲うのか」というタイトルですが、理由は本を読むまでもなく、繁殖(卵を産むため)ですね。それは分かっていましたが、、、
吸血の理由だけではなく、蚊が媒介する感染症やその対策などが詳しく書いてあって、そっちの方が面白かったですね。人工遺伝子を組み込んだ蚊で、自然界にいる既存の蚊を置き換えてしまうとか、すごい話です。
第11巻。鬼を切ると言っても鬼滅の刃ではありません。元祖鬼切です。
この巻も安定していて、面白いです。
大きく分けて3話収録ですが、いずれも男と女の話。やはり男女間の怨念は鬼を呼びやすいのか。
しかし最終話、ちょっとグロかったですね。吊し切りとは、、、
「ベストセラー」はどうやってできるのか? という話しです。
1987年(昭和62年)の本ですが、案外今でも通用する内容が多い。でもなんだか、小難しいことが書いてあるなぁと言う感じも。ちょっとやっぱり私は「評論」は苦手かもしれませんね。
最後に解説(?)を立松和平さんが書いています。懐かしい。