神州日月変 (上)
これは江戸時代が舞台ですね。だから時代劇ですがでも「スーパー伝奇」とある通りいろいろ変なことが起こります。でもあんまり荒唐無稽というより「時代劇」の方が強い感じです。台詞が時代がかっているせいか、あまり、特に後期の栗本薫の文体と違う印象です。それはまたそれでいい感じ、とも言えます。
物語は、十八歳の美人が何人も神隠しに遭い、その事件を追って主人公が伊奈平野へ向かう、この上巻はその途中までです。
ところで「伊奈」とありますが、中山道を進んでいるので、これは長野県伊那市でしょうかね。
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