ネフェルティティの微笑
これ、とても面白いです。
ちょっと他の栗本薫作品と違うタッチで、違う文体に思えますが、こういうのもあるところが栗本薫の面白いところでしょうか。
あまりなじみのないエジプトの風景や風俗の中で事件が展開しますが、それが主人公の心細さや疎外感などを強調するようで、いい雰囲気です。
いわゆる探偵ものではありませんが、途中で殺人が起こり、その詳細が最後に明かされます。最後クライマックスに向けて展開が二転三転して、思わぬところに着地して、ははぁ、、、と思わされます。
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