昆虫の交尾は、味わい深い…。
作者上村さんは2017年にイグノーベル賞を受賞しています。受賞研究のトリカヘチャタテの話もちょっと出てきます。「昆虫の交尾は、、」というタイトルですが、交尾器の形態やその役目などの研究が中心の話です。
いやしかし、昆虫の交尾は奥が深いですね。ホント謎だらけだ。とても興味深く読みました。
そしてこの本、何と巻末に袋とじがあります。交尾の話を書く本にふさわしい。(^_^;)
交尾の話と離れますが、ちょっと衝撃的だったのは、昆虫は、染色体によって細胞ごとに性が決まる珍しい生き物で、体の中に雌雄が混在する「雌雄モザイク」なんて形態があるらしいこと。体の左右で雌雄が分かれるものなどがあるらしい。ってそれ、アシュラ男爵ではありませんか。(@_@)
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