オリジン 上
前作「インフェルノ」で、最後あんなことになってしまって、その後の世界はどうなってしまったのだろう、、、という危惧をまったく無視したように、何事もなかったかのように始まります。前作とは違う世界の話しなのでしょうか。あるいはこっちは映画版の続編???何でしょうかね。
それはともかく、いつものようにラングドンと美女が一緒にいろいろやります。今回は逃げています。そしていつものように美術品やらなんやら、いろいろ出てきます。今回はもう1人、AI のウィンストンがいろいろ助けてくれます。
人格を持ったコンピューターは過去にもたくさんありましたが、近年の AI 技術の進歩の上でウィンストンが出てくると、今回は妙に現実じみて感じられます。
この上巻では、エドモンド・カーシュ殺害、美術館からの脱出、そしてバルセロナのカーシュの自宅へ到着するところまでが描かれます。これと平行していくつかのストーリーも流れています。
果たしてラングドンはカーシュが公開しようとした発見を公開できるのか。そしてその内容とは? と言うわけで下巻へ続きます。
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