UA-147249860-1 Pentax K-1 and Peak Design Slide: この道の続く場所

« カースタイリング Vol.13 | トップページ | あずさの男性構造学 »

Pentax K-1 and Peak Design Slide

これまで Pentax K-1 には、「PENTAX K-1プレミアムデビューキャンペーン」 でもらった「K-1ロゴ入りプレミアム本革ストラップ」を付けていました。

K-1ロゴ入りプレミアム本革ストラップ

これ、なかなか良かったです。良かったのですが、、、

 

私、K-1 は通常肩掛けで使っていて、首からかけることはほぼありません。(首からは Canon G7 X 掛けてます。)肩に掛けていると、ぶらぶらしないように、いつも右手で押さえているのです。そこで、たすき掛けできるストラップに変えてみようかなぁ、と思っていました。いわゆる「速写ストラップ」というタイプですね。

はじめ、Carry Speed PRO Mark III にしようか、と思っていたのですが、ちょっと大げさ(重い)のと、これにすると、たすき掛け専用になってしまうんだなぁ、、、と。

そこでいろいろ探していると、、、

いいの見つけました。Peak Design の「Slide」です。

基本的にはたすき掛けで使いますが、肩掛けも可能。しかも Slide の名前の通り簡単に長さが変えられるので、速写ストラップとして使えます。なかなか良いです。\(^_^)/

この Slide ですが、黒と青と赤の3種類があります。デザインも微妙に違う。しかしそれより最も大きな違いは、実は長さです。黒は 99〜137 cm、青と赤は 103〜145 cm なのです。
メーカーのページだとよくわかりませんが、Amazon のページ を見るとよく分かります。

たすき掛けした時にぎゅっと絞って短くすると、ストラップとカメラが体にぴたっと張り付いて安定して保持できます。しかし長いとフィット感がいまいち。私は身長 170 cm、体重 66 kg で、BMI 23 程度の普通の体型ですが、黒の 99 cm でも長いかも。もっと短くてもOK。この辺は、やたらデカい欧米人が基準で作られているのかもしれませんね。

と言うわけで、私は黒を購入。

Peak Design Slide

黒だと何となくシートベルト感があります。(^_^;)

生地はとてもしっかりしていて、しかも結構滑る感じ。これはたすき掛けしたときにスムーズに長さが変えられるためですね。長さ調節はこの銀色の部分

銀色の部分

を起こして、

上へ起こす

ストラップの上部を左手で持ったまま上に移動させると短くなります。短くなったらまた銀色を下に倒すと固定。長くするときはその逆で、銀色部分を起こしたまま下に移動させるだけです。文字で書くと長いですが、やってみると一瞬で、とても簡単です。

そしてストラップの中央付近は、次の写真の

膨らむ

真ん中から左側のように少し膨らんでいて、両端部に比べてちょっと厚くて固い感じ。
両端は長さをすぐに変えられるように柔らかく、中央部は肩にしっかり掛かるように厚くなっているようです。

この中央付近、ちょっと固いか?と思っていたのですが、実際掛けてみるととても良い感じ。しなやかに体にフィットして、長さを変えるときもスムーズに変えられて、とても使いやすいです。

でも、このままだと肩掛けしたときにすぐ滑りそう。
しかしそういうときは、ストラップを裏返すのです。通常は外側になっているこちら側にはスベリ止めがついているのです。

スベリ止め

とはいえ、ストラップを裏返すとフィット感がいまいち。基本的にはたすき掛けで使うことになるのでしょうね。

そしてストラップに合わせてグリップも Peak Design のものにしてみました。「Clutch」です。

Clutch

これまでは、ハクバの カメラグリップLH を長年使っていました。
安い割に、これもなかなか良かったですけどね。

カメラグリップLH

さて取付ですが、ここが Peak Design の最も大きな特徴と言って良いでしょう。この

アンカー

アンカーをカメラに取り付けるのです。

通常はストラップ取り付け用の三角環にこんな感じで取り付けます。

三角環へ取付

別にこれでも良いんですが、カメラ構えて写真撮った後、下にカメラ降ろすと、場合によっては三角環との関係がこんな感じになって

カメラ降ろしたとき

上へぐっと引っ張られることがあります。普通のストラップを付けてたときにはあまりこんな事になったことがなかたった気がしますが、、、

この程度なら手で直せば良いんですが、毎回になるとちょっと面倒なので、ここは三角環を取り外して、カメラに直接取り付けることにしました。こんな感じです。

直接取り付け

アンカーの「ひも」が結構太いので、この穴に通すのは一苦労なのですが、強引に突っ込みます。(^_^;) しかし一度取り付けてしまうとあまりズレて動くことも無く、きっちり取り付けられます。

そしてもう一方。
ストラップの取付は、両肩の三角環にそれぞれ取り付ける方法もありますが、私は右手側はグリップ「Clutch」を付けるので、左手側とカメラの底に取り付けることにします。

カメラの底には、付属のこのプレート

プレート

を三脚穴に取り付け、四隅の穴にストラップのアンカーを取り付けます。しかし残念なことに、見てもわかるとおりこれを付けてしまうと、三脚穴が無くなり、三脚(雲台)に取り付けられなくなってしまいます。と言うか、、、

このプレートはアルカスイス互換になっているので、アルカスイス規格の雲台にはそのままこのプレートが取り付けられるのです。そういう雲台を持っている人には便利なんでしょうが、私の持っている三脚にそんなものは無く、どうしようかなぁ。そんなに頻繁に三脚使うことも無いしなぁ、、、

ちょっと悩んで、このプレートは使用しないことにしました。やっぱり自分の持ってる三脚にそのまま付けられるのが良いですね。そこで、昔買ったペンタックスのハンドストラップ O-ST128 の部品を使うことにしました。

こんな感じになります。

底面

先のハクバのカメラグリップもそうですが、この部品はカメラの三脚穴に取り付けてもなお、さらに三脚穴が利用できるのです。よくできています。

ちなみにハクバのカメラグリップLH はこの部品が少し大きく、バッテリー室のフタと干渉しており、バッテーリー交換時には必ずちょっとねじを緩めてこの部品をずらす必要があったのですが、O-ST128 の部品は少し小さいため、バッテリー室のフタとは干渉しません。

と言うわけで、グリップとストラップと取り付けます。グリップ側はこうなります。

グリップ側

このグリップも、フィット感がどうかと思ったのですが、その辺の調節が簡単なので、良い感じです。グリップの紐を引っ張ると締まって、金具部分を起こすと緩みます。O-ST128 はフィット感がカメラグリップLH に及ばなかったのでそのうち使わなくなってしまったのですが、この Clutch は長く使えそうです。

ストラップ側はこんな感じ。

ストラップ側

肩当て部分が固い感じなので置くときにはちょっと嵩張りますね。

さて、カメラはこれでいいのですが、今度はカメラバッグです。
現在、私の K-1 には HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AW がデフォルトでついているので、カメラバッグは Lawepro の トップローダープロ 75 AW 2

トップローダープロ 75 AW 2

を使っています。カメラ+レンズ がもちろん入りますが、ストラップも折りたたんで収納できます。

ところが Peak Design Slide は肩当て部分が固くて折り曲げられないので、このバッグには入りません。えええ、、、(工夫すれば入らないこともないのですが、ちょっと面倒くさい。(^_^;))

しかしご安心。ストラップは簡単に取り外しができるので、外してバッグの方に付けちゃえば良いのです。

Peak Design 製品のこれが最も便利なところかもしれません。取り付けたストラップは、アンカーの丸いところを押すと、

丸いところを押す

そのままするっと外れます。片手でOK。とても簡単です。そしてバッグに取り付けたアンカーにさっと付けちゃいます。

バッグに取り付け

Peak Design 製品は、この取り外しと取付が一瞬でできてしまうところがとても秀逸ですね。

ちなみにアンカーは消耗品だそうです。ヒモは3層構造になっていて、すり減ると下から黄色い部分が出てくるそうです。すると交換時期。ほっとくと赤くなり、危険信号。

ヒモは3層構造

初期の製品はよくすり減ったらしいのですが、現在は改善されて耐久性が上がっているそうです。
アンカーだけ買えます。

なんだかアンカーだけいっぱい買って、あっちこっちに取り付けてしまいそうです。(^_^;)

このストラップは、デザインがシンプルなのにとても便利に使えて、しかも長く使えそうで、とても良い感じですね。\(^_^)/

|

« カースタイリング Vol.13 | トップページ | あずさの男性構造学 »

写真」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Pentax K-1 and Peak Design Slide:

« カースタイリング Vol.13 | トップページ | あずさの男性構造学 »