文学の輪郭
栗本薫/中島梓、一つ目の本です。
栗本薫の文章はいつも流れるようにつらつらと読めるものですが、この本はちょっと読みづらい。
「頑張って書いている」という雰囲気が伝わってきます。やはり1冊目だからか。それに、読んでて、なに小難しいこと書いてんだ、と思った。(^_^;)
私が読んだのは昭和60年(1985年)の文庫版で、文庫版後書き「ロマン革命序説」が付いています。これは「文学の輪郭」が書かれた8年後の文章ですが、こちらはまさに栗本節全開という感じで、このあたりで既に栗本薫は完成していたようですね。
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