資本主義の終焉と歴史の危機
とても面白いです。
バブル崩壊以後一向に回復しない景気。日本だけでなく世界的に長く続く歴史的低金利。しかし富はごく一部の富裕層に蓄積。そして庶民は働けど働けど楽にならない生活。なんだか閉塞感が払拭されません。何でなんだろう、、、
それは近代資本主義世界が終焉を迎えつつあるため。
20世紀末でもやはり「世紀末感」が世間に蔓延し、明るい未来と言うより不安の多い未来に対する不安感が何となく感じられていたものですが、近代資本主義もまさにその段階を迎えていて、閉塞感はそこから来ているのです。そしてその最先端をこの日本が走っている、、、
示唆に富んだとても良い本です。
はたして日本は真っ先に近代資本主義の次の世界へ行けるのでしょうか。。。
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