UA-147249860-1 この道の続く場所: 2014年1月

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2014年1月

ジェノサイド

この本は、先頃文庫版が出ていますが、文庫版じゃなくって出版された当時に購入したハードカバーです。(今頃読んでいる。笑)
日本とコンゴとアメリカで進むストーリーが次第に絡み合ってクライマックスへと向っていきます。
生物学、創薬、コンピューター、兵器などさまざまな情報がこれでもかと詰め込まれていて濃密です。面白い。
ところどころ、アレレ、と思える部分もありますが、それでも徐々に出来事の全貌が明らかになっていく様子はワクワクさせられます。

ストーリーは、コンゴで生まれた進化した人類をめぐるものですが、生物の進化というものは、だんだん分化していくのではなく、このように突然まったく別なものが発生するように起こるんでしょうか。この場合、個体数が少ないのでどうやって増えていくんでしょう。現生人類と交配してしまったら交雑するし、交配不可能であれば種として発展していくのは難しそうだし、、、本の中では薬で何とかしそうなことを書いてありましたが、ちょっと気になる。(^_^;)

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Motor Fan illustrated vol.88

今回の特集は「パワートレーン次の一手」。
表紙は久しぶりのロータリーエンジンですね。
RX-8 の生産終了によって現在市販車からは消滅したロータリーエンジンですが、EV のレンジエクステンダーとして復活するかも、というものです。EV のレンジエクステンダーとして使うロータリーエンジンは、先にアウディが 2010 年のジュネーブショーで公開していますが、市販はマツダの方が早い?のかもしれませんね。
ロータリーエンジンは、自動車の主たるエンジンとして復活することはもう難しいのかもしれませんが、このように発電機としてなら行けるかもしれません。なんたってレシプロエンジンに比べて部品点数が超少なく、コンパクトな割に高出力で低振動だし。この新しいロータリーエンジンを使ったレンジエクステンダーユニットの全体写真が見られますが、確かにすごいコンパクトです。
その他、本号では「非円形歯車を使った駆動力の抜けない変速システム」という記事が。タイトルだけだと何のことか不明ですが、これまたすごいです。誰がこんな事考えるのか。
また、現代に復活した対向ピストンエンジンの記事もあります。
この vol.88 は面白いです。

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2030年 世界はこう変わる

この本は、米国国家情報会議が作成した世界の中・長期トレンドを予測した報告書の日本語訳版です。
アメリカの国家戦略策定に関わる者や、アメリカの国家戦略に関心があるものは必ず頭に入れておくべき情報とのことですが、別にアメリカにかかわらず、みんな読むべきでしょう。確かにアメリカの視点で書かれている所もありますが、基本的には誰が読んでも役に立ちます。
タイトルに「こう変わる」とあるので、断定的に世界のあり方を語るものかと思うと、実はそうではなく、さまざまな可能性を列挙するものです。このようなシナリオ、また、このようなシナリオが考えられる。どれになるかはわからない。ただし、世界はおよそこのような方向へ向かう。また、このようにはならない。という感じで語られます。
文章も明解かつ平易でたいへん読みやすい。たいへんよくできた報告書であり、たいへんよくできた訳本だと思います。

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Pentax K-3 とモアレ

昨年末、Pentax K-3 を買いました。

これまでは、K10D + FA31mm F1.8 Limitedと K-7 + DA★50-135mm F2.8 の組み合わせで使ってました。何か特に不満があったわけでもないのですが、Pentax は、35mm フルサイズカメラを出すという話もあり、すると APS-C が最上位機種であるのは K-3 が最後か?と思って買ってしまいました。

しかし、2,400万画素ですよ。画素大杉。笑

どんな感じかというと、、、

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Option+Command+V

最近気がついたのですが、Mac の Finder  でファイルを選択しておいて、Command+C をした後で、Option+Command+V を押すと、何とファイルの移動ができるではありませんか!!
これ、いつから???
(どうやら Lion の頃からのようです。参考: ライオンのファインダ上でファイルを移動する際の小技

しかし、何で組み合わせるキーが Option ですか。(@_@)
このショートカットは、例の「Option を押したときだけ表示されるメニュー」という非常にわかりにくいところにあるんですよ。。。(-_-;)

Windows だとエクスプローラー上で
コピーは Ctrl+C、Ctrl+V、
移動は Ctrl+X、Ctrl+V
と、他のアプリケーション上で行うのと同じショートカットが使えるのです。

Finder でもこの度、ショートカットでファイルの移動ができるようになったとはいえ、
コピーは Command+C、Command+V、
移動は Command+C、Option+Command+V
となって、なんだかいまいちわかりにくい。どうして Command+X、Command+V で移動できないんでしょうか。謎謎謎

※私は Total Finder というのを入れていて、Command+X, Command+V  で既にファイルの移動ができるようになっているので、どうでも良いと言えば良いんですが。笑

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超人ロック風の抱擁 6

この「風の抱擁」もこれで6冊目。そろそろ完結かと思ってましたが、まだまだ続きます。
ちょっと長い。(^_^;)

この巻ではついにミラの記憶が戻り、ミラのクローンとの対決の手前で終わります。ということは次巻で完結でしょうか。

これまでの超人ロックでは、ロックは自分が死なないだけに、自らは色恋とは一線を画す、という路線でしたが、この「風の抱擁」では、なんだかこれまでの鬱憤を晴らすかのようなラブストーリーとなっています。超人ロックでこんな話が読めるとはなぁ。加えて、いつものハードな闘いもあり、周到に張り巡らされた伏線も楽しめ、相変わらず面白いです。思わず2回読んだ。笑

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なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか

1998年の長野オリンピックで日本人選手が活躍した後、国際スキー連盟は「日本人に不利になる」ルール改定を行ったと報道されています。しかし本当にそうだったんでしょうか?
上辺しか見ないマスコミはそう報道していますが、国際スキー連盟は何を考えてルール変更を行ったのでしょうか。その変更の結果、どんな効果があったのでしょうか。
この本ではこのような一見日本叩きに見えるようなルール変更は誰が何を考えて行ったのか、その結果どうなったのかなどの、一般にはあまり知られていない所に切り込んでいきます。ははぁ、、、と思えるところがたくさんあります。
そして、後から「ははぁ、、、」と思っているだけだとやっぱりダメなんだなぁ、とも思います。
「ルールは誰か偉い人がどこか遠くで決めている」ものではなく、自分たちで作っていくものなのですね。

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