UA-147249860-1 この道の続く場所: 2011年6月

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2011年6月

PentaxQ

http://www.pentax.jp/japan/products/q/
何なんでしょうこれ。
ビックリした。

さっそくペンタックスフォーラムに行って、実物を触ってきました。
いや、なかなかよろしいじゃないですか。

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グインサーガワールド1

ついに出ました。グインサーガの続編プロジェクト第1巻です。

栗本薫以外の人間によるグインサーガはどうなるのか、かなり不安もあるのですが、とりあえず買ってみました。

栗本薫以外といえ、実は栗本作品が冒頭にあります。外伝「十六歳の肖像」に収録されている「闇と炎の王子」の原案とも言える「ドールの花嫁」という作品です。ごく短い、作品の冒頭だけの未完の作品ですが、やはりさすがというべきか、これはまさしく「グインサーガ」です。不思議なものです。こんな短い作品でも、紛れもない「グインサーガ」ですね。
それに対して、残念ながらその他の作品は「グインサーガ」ではありません。当たり前と言えば当たり前ですが。
ただその中では、「宿命の宝冠」が結構良い線行ってます。なんかちょっとグインサーガっぽい。正直言って、この「宿命の宝冠」以外は続編を読んでみようとは思いませんでした。
作者は「宵野ゆめ」さんですが、聞いたことのない人です。それもそのはず、この作品がデビュー作だそうで。また、中島梓主催の小説講座の生徒さんだったそうで。なるほど、さもありなん。

このグインサーガワールドにはもう一つ、今岡清さんによる中島梓を語るエッセイが載っていて、これ、衝撃的です。そういうことだったのかー、と驚くこと間違いありません。グインサーガの後書きで、栗本さんよく「何者かが降りてきて、自分はその何者かによって書かされている」みたいな話をしていて、まぁそんなことも理解できないことはない、と思っていたんですが、本当にそうならちょっと病的だなぁ、というな感じもしてました。
これだけの物語を次から次へと生み出す人は、やはり普通の人とは少し違う、病的な何かが必要なのかもしれません。とうてい普通の人の普通の感覚では無理かもしれません。そういう意味で、栗本薫は正に得難い才能だったのでしょう。このエッセイでは、そんな誰も知らない栗本薫/中島梓が語られます。

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