UA-147249860-1 新型レガシィ・ツーリングワゴン: この道の続く場所

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新型レガシィ・ツーリングワゴン

新型が出ました。
早速見てきました。

私が注目するのはやっぱりワゴンです。
http://www.subaru.jp/legacy/touringwagon/index.html

第一印象は「デカい顔になった」ですね。
存在感向上のためでしょう。まぁこれはOKです。
ちょっと気になったのは、顔はデカくゴツくなったんですが、それに比べてボディサイド(ドアなど)がずいぶんあっさりしているということ。う〜んまぁこんなもんか。ホイールアーチの丸が強調されたデザインになったので、その対比でドアの平らさが強調されたように見えるのかもしれません。

残念なのはこれまでのレガシィの伝統だったサッシュレスドアがプレスドアになったこと。また、リアクオーターピラー(Dピラー)がブラックアウトしていたものがボディ同色のピラーになったこと。
これまでのモデルは、ボディ同色のピラーはAピラーだけで、それ以外のピラーはすべてブラックアウトしていて、窓がぐるりと1周しているようなイメージがあり、それがレガシィのレガシィたるところだったんですが。。。
(私のレガシィは黒で、ブラックアウトピラーとか言ってもあんまり関係ないけど。笑)

それでも不思議なもので、離れて見るとやっぱりレガシィだな、と思わせるところがあります。Aピラーより前がちょっと長めのとことか、全体のプロポーションがそう思わせるんでしょう。

新旧両車を並べてみると、新型はずいぶん背が高くなっています。1475 mm → 1535 mm なので 60 mm 高くなっています。たった 60 mm ? もっと大きくなっているように見えます。デザイン全体が与える印象で大きく見えるようですね。
特に新旧両車を後ろから見比べると顕著ですが、新型はヒップアップしています。旧型はタレ尻です。いや別に、旧型がタレ尻デザインではないんですが、そう見えてしまいます。そのくらい新型は上向きのデザインで、これが実際の寸法より大きく見せているんでしょう。

室内に乗り込みます。
インテリア全体のデザインテーマは旧型と大きく変わっているようではないのですが、インテリア全体の質感が大きく上がっています。これはその後旧型に乗り換えると顕著に感じられます。旧型の質感がえらく低く感じられます。あれれ、こんな安っぽかったっけ?みたいに思えます。インテリアは運転しながら常に見たり触ったりしているものなので、このへんが買い換えを大きく後押しするんでしょう。(旧型比ですが。笑)

新型は旧型より幅が広がっています。全幅で 50 mm(1730 mm → 1780 mm)。しかし室内幅はなんと 100 mm (1445 mm → 1540 mm)も広がっているのです。どういうトリックでしょう?ドアの幅が薄い? でも正直なところ、室内幅が大きく広がっているような印象は受けませんでした。ちょっと広いか??みたいな。
それより広さを感じたのは、後席です。膝前の空間が大きく広がっています。前席シートバックをちょっと抉ってあることも寄与していますが、しかしそれだけではなく確実に前席との距離が大きくなって、寸法的には余裕が増しています。

室内長は、1840 mm → 2190 mm と、カタログスペック上はなんと 350 mm も広がっていますが、これはどうも新旧で測定位置の基準点が変わっているようで、あまり参考にはなりません。ちなみに全長は 4680mm → 4775 mm で 95 mm の増加。こっちの方がしっくり来る数字です。

旧型のインテリアでちょっと気になっていたのが、ナビの位置で、太陽の位置(光線の具合)によっては、表面で大きく光が反射して、画面がかなり見づらくなることがあります。新型には試乗しなかったので、このへんはよくわかりませんが、しかし位置的にあまり改善があるようには思えません。ナビやオーディを収納しているインテリアのセンター部分は少し手前に出ているようではあるのですが、この位置だったらやっぱり光が反射して見づらくなることもあり得るだろうなぁ、と思われます。

スピードメータ/タコメータなどメータ類のデザインが変わりました。視認性は良さそうですが、ちょっとおもちゃっぽい感じもします。数字のフォントが変ったせいでしょうか。

平均燃費と瞬間燃費の差を示す ECO ゲージが、旧モデルで水温計があった場所にメータとして独立しました。この辺の変化は時代を感じさせるものがあります。たしかに水温計は重要ではありますが、ほとんどいつも真ん中を示していて、メータとしてはあまり意味がないので、ECO ゲージがそれに取って代わるのは理にかなっていますね。

それからパーキングブレーキが足踏み式に変わったので、センター部分がすっきりしました。SI ドライブのダイアルがあるだけです。カップホルダーもフタが付いたので普段は見えません。

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微妙なのが、エンジンです。ツーリングワゴン/B4 は 2.5 SOHC と 2.5 DOHC ターボの2種類になってしまいました。(どちらも EJ 型)なんと3リットルの設定が無いのです。しかもマニュアルトランスミッション(6MT) は 2.5 DOHC ターボとの組み合わせだけなのです。むむむ。
EZ 型は今回 3.6 リットルに大きくなっていますが、これが選べるのはアウトバックだけなのです。しかも残念なことに、アウトバックにはマニュアルトランスミッションの設定がありません。むむむ。

EZ30 + 6MT という(ちょっと珍しい)車に乗っている私にとっては、今回のエンジン(+トランスミッション)の設定は微妙です。EZ36/30 + 6MT の設定はもう絶望的な気がするので、EZ36 もしくは EZ30 とリニアトロニックという設定がされればいいのになぁ、と思う今日この頃です。笑
マイナーチェンジで設定されないかなぁ。

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