Mac における USB メモリ内のファイルの削除
USB メモリを刺しました。この USB メモリには、既に1つフォルダが有り、たくさんファイルが入っています。新たにたくさんファイルをコピーしたいのですが空き容量が足りません。そこで既にあったフォルダをゴミ箱に入れました。しかし、USB メモリの空き容量が増えない??
terminal で USB メモリの中を調べると、.Trash フォルダが有るではないですか。ということは、、、
ゴミ箱にあったさっきの削除したかったフォルダをデスクトップへ「移動」させて、一度 USB メモリを抜き、再度刺すと、今度は空き容量が増えています。
こういうもんなんでしょうか。謎謎謎。
友人Aに聞いたんですが、ハードディスク、フロッピー、USB メモリなどすべてのデバイスにおいて、何か削除した場合はそれはすべてゴミ箱に入り、ゴミ箱を空にするまで空き容量は増えないそうなんですね。
しかしそれは使いづらい。。。
だって私は USB メモリにファイルをコピーしたいだけなんですよ。ゴミ箱にはハードディスクから削除した、まだ本当に削除していいかどうかわからないファイルがいっぱい有るんですよ。そいつらを道連れにゴミ箱を完全に空にしなきゃならないんですか?
Windows(Vista) だと USB メモリのファイルを削除する際に、ゴミ箱に入れるという選択肢は有りません。というか、ゴミ箱にドロップして入れたとしても完全に削除されてしまいます。(「完全に削除します」とメッセージが出る。)こっちの動作の方が使いやすいと思うけど。
そう思いませんか?だって USB メモリに大きな(またはたくさんの)ファイルをコピーするたびにゴミ箱を完全に空にしていたら、何のためのゴミ箱かわからないじゃないですか。
ということは、USB メモリの空き容量を増やしたかったら、不要なファイルを一度デスクトップかどこかへ「移動」して、その後削除(ゴミ箱へ移動)すれば良いんですね。(二度手間じゃん、、、)
不便なので、コンテキストメニューに rm -r を組み込みました。下の絵の 即座に削除 というヤツです。
これでゴミ箱に入れずその場で即座にファイルやフォルダが削除できます。
**********
追記:2011/05/08
上の記事は、Leopard 上で書いたものですが、Snow Leopard では、コンテキストメニューの仕組みが変わったようで、以前の手順ではコンテキストメニューを追加することができません。何と全滅。その代わり、Snow Leopard では、Automator を使って機能を追加するようです。
Automator も使い慣れないとどうやって良いものやら、と思うんですが、こんな感じのようです。
http://tetokon.blogspot.com/2011/01/macautomator.html
でも、何でだか、うまく動かないのです。削除できたりできなかったり、、、
そこで、ちょっと探してみたところ、こういうものを見つけました。
http://www.slashbackassociates.com/deletenow.html
Delete Now というアプリで、説明を見ると内部的に rm を使ってファイルを削除しているようです。ファイルやフォルダをドロップすると即座に削除、ダブルクリックすると設定が行えます。Finder にアイコンとして追加しておくと便利でしょう。
また、ちょっと違うんですが、http://www10.plala.or.jp/neokuikui/ にある、自動ゴミ箱 HiAutoTrash も入れておいて良いかもしれません。
このアプリは、ディスクの空き容量を監視し、空きが少なくなるとゴミ箱の中にあるファイルを古いものから順に削除する、というものなのですが、ディスクごとにゴミ箱を空にする機能があります。
| 固定リンク
「コンピュータ」カテゴリの記事
- GPD Pocket 3(2022.01.23)
- Mac mini M1(2021.02.12)
- Windows10 October 2018 Update on ASUS T100CHI(2018.10.10)
- Windows10 April 2018 Update on HPMini2133(2018.05.20)
- Logitec LHR-4BRHEU3(2018.05.19)
コメント
はじめまして。
Macを使い始めて8ヶ月の初心者です。
ファイルを削除してもUSBメモリーの空き容量が減らず
困ってググったところこのページにたどり着きました。
ファイル削除の仕組みについておっしゃられていることと
まったく同じように私も思っているのですが、
かといってゴミ箱を迂回するような便利な
ファイル削除のソフトも見つからず困っております。
もしよろしければコンテキストメニューに rm -r を
組み込む方法を教えていただけないでしょうか?
ぜひともお願いいたします。
投稿: umami | 2011年5月 7日 (土) 22時30分
こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですよね、Mac のこの仕様はどうも納得できません。ファイルをカット&ペーストできないのと双璧ですね。笑
この記事を書いたときは、OSは Leopard だったんですが、その後 Snow Leopard になって、コンテキストメニューの仕組みが変わったようで、以前やっていた方法でコンテキストメニューを追加することができなくなっています。Snow Leopard 上では Automator を使うようですが、ちょっとうまく動かないのです。
本文にいくつか追記したので、ご覧ください。
投稿: | 2011年5月 8日 (日) 14時36分
こんにちは。
早速のご回答ありがとうございました。
教えていただいたアプリをダウンロードしてみました。
ひとつずつ試してみようかと思います。
デスクトップに移動→ゴミ箱 これ気づきませんでした。
あっさり解決。(大きなファイルは時間がかかりますが。)
どんな哲学でこんな仕様になってるのかわかりませんが
ファイルカット&ペーストの件もなんだかなあ、という
感じです。
MacからPCに乗り換えても「なんだかなあ。」だらけだと
思いますので文句は言わないことにします。笑
投稿: umami | 2011年5月13日 (金) 18時34分
こんにちは。コメントありがとうございます。
そうなんです。よくわからない謎も多いんですが、しかしトータルでは、Mac は優秀だと思います。だから私的にはメインマシンが Windows に戻ることはないと思います。
ファイルのカット&ペーストは、TotalFinder を入れると可能になります。
https://papy.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/finder-total-fi.html
この TotalFinder はなかなか良くできたツールです。お勧め。
投稿: | 2011年5月15日 (日) 09時38分