一年戦争全史(上)(下)
一年戦争とは言わずと知れたファーストガンダムの話です。
我々の世代には欠かせない(笑)ガンダムです。
ガンダムシリーズはたくさん作られていますが、やはり個人的にはファーストガンダムと「Z」をセットで考えたく、この一連のストーリーが最高ですね。
この本はテレビで放送された部分だけではない一年戦争の全貌を歴史的な、あるいは技術的な側面から語ったものです。開戦前、開戦、コロニー落としとジオンの攻勢、連邦の反撃、終戦と、それぞれの場面の解説は大変詳細で、読み応えがあります。
複数の人による共著ですが、どうも著者は歴史、あるいは軍事マニアらしく、それらしき記述がそこここに。そのへんがダメな人にはつらい本かも知れません。
表紙に写実的なレビル将軍、アムロとセイラさん(下巻)、デギンとギレン(上巻)の絵が載っており、目を引きます。この本の購入はこの絵を見たからといっても過言ではありません。(笑)
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実は最新の「00」も見たんですが、、、、なんというか。。。
ファーストガンダムが素晴らしかったのは、それまではロボットは超特別なもので、それに搭乗する主人公もいわゆるヒーロー的なスーパーマンだったんですが、ガンダムではそれを否定してしまったところにあります。
出てくるロボットは「量産」される兵器だし、主人公もまぁ特殊な人間ではありますが、彼によって戦争の帰趨が決まる訳ではなく、あくまで戦局の中で1つのコマとして使われただけです。
これがリアルで面白かったんですが、最新のガンダムでは、、、
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