UA-147249860-1 マウスとキーボード: この道の続く場所

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マウスとキーボード

しばらく Mac を使ってみましたが、
「Mac は必ずマウスとキーボードを併用する。Windows ではキーボードだけでもマウスだけでもそれなりに操作できる。」
という感じがします。

これは慣れの問題じゃなく、そのように設計されているとしか思えません。Control や Option を押したときだけ選択できるメニュー項目が出てくるところなんか、その最たるものです。(断言!)

あと例えば、テキストエディットでファイルを編集していましたが、Command + Q で終了しようと思います。ファイルを保存するかどうかを確認するダイアログが出ますが、ここには保存しない、キャンセル、保存の3つの選択肢があります。

Textedit

そのまま return で保存、ESC でキャンセル、保存しないは Command + D です。
保存はハイライトしているのでそのまま return です。これはわかりやすい。実行をキャンセルするのは、Mac ではフォーカスの当たっているボタンをキーボードで変更することはできませんが、一般的に何かをやめるのは ESC が使われることが多いので、これも連想できそうです。
しかし Command + D はダイアログのどこにも書いてありません。D は Discrd の D と思いますが、そんなの普通わかりません。そのためマウスを使ってボタンを押すしかありません。
しかも Command + D はテキストエディットだけで有効で、その他のアプリケーションでは効きません。別のアプリケーションでは何か違うキーボードショートカットが割り当てられているかもしれません。

Windows なら TAB キーでフォーカスのあたる場所が変わるので、保存しないにフォーカスを移動して、Enter で選択する、というのが作法です。矢印キーでも移動できますね。またショートカットキーがボタンに表示されていることが大半で、例えば保存は S、キャンセルは C、保存しないは D などとなっています。この場合はそのキーを押せば選択できます。

かつて Mac は使いやすく DOS/Windows は使いづらいなどと言われていたこともありましたが、実際使い比べてみると Windows ってけっこう使いやすいやん、と思います。

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