グインサーガ119 ランドックの刻印

グインサーガ119巻 ランドックの刻印です。

なるほど、「刻印」というのはそう言う意味だったのね、という巻です。

グインのパロ到着後、記憶が戻るかもしれないという一縷の希望をもってグインは古代機械（カイサール転送機）に接触します。すると機能を停止していたはずの古代機械（正確にはその門番（？））が動き出し、中に吸い込まれ、記憶が一部「修復」されます。
何と、こんなにあっさり修復されて良いのか？？？

しかし前の巻とこの巻とで、ぐっとストーリーが進展したような気がします。それ以前のタイス編のちんたらしていたのに比べて、なんという違いでしょうか。
いつもこれくらいのペースでやって欲しいですね～。

この巻の途中までは記憶が無くて戸惑っているグインだったんですが、次巻からは「記憶を失っていたことを憶えていない」グインになるわけですね。なんかこれはちょっと微妙かもしれません。読む方もすぐに慣れるんでしょうが、、、

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入院していた作者栗本さんも無事退院できたようです。ほんとにご無事で何よりですね。
グインサーガという物語は、作者が生きている限りは終わることなく続いていく気がします。しかしやはり最終巻「豹頭王の花嫁」は読みたい。ここにたどり着くまでに、あとどのくらいエピソードが必要なのかはわかりませんが、頑張って欲しいものですね～。