進化しすぎた脳
ブルーバックスはけっこう好きで良く読みます。
先日「進化しすぎた脳」を読みました。
脳の話も好きで良く読みますね。血を見るのや脳の実物を見るのもイヤですが、脳の仕組みの話を読むのは楽しい。この「進化しすぎた脳」では、著者が中高生に脳の話を講義する形で話が進められます。
中高生に講義する形なので、とても語り口が優しく、言葉も普通の言葉なので、この本はたいへん読みやすいですね。それでいて内容はむちゃくちゃ濃いです。本の帯に「しびれるくらいに面白い!」と書いてありますが、これはウソではない。
内容は脳の仕組み(ハードウェア)から記憶の仕組み、アルツハイマーの話から「意識」とは何かという哲学的な話まで、多岐に亘ります。しかしどれもわかりやすい。
「わずか 100 ステップ程度で人はすべての判断を行っている」「悲しいから涙が出るのではない。涙が出るのと悲しいと思うのはパラレルに起こっている」「質問に答える2秒前に、正解か不正解かわかる」などなど。どれもこれもワクワクします。
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