テレポーテーション・瞬間移動の夢
本の帯に「ドラえもんのどこでもドアが実現化する日」とあるので、おちゃらけた本かと思いきや、いたって真面目な本です。
歴史的に量子力学が成立する過程を見ていきながらテレポーテーションに必要な理論を追いかけていきます。そしてついに原子レベルではテレポーテーションが実現されているところまで至ります。
原子レベル?
ということは突き詰めていけば人のテレポーテーションは可能か?
期待は膨らみますね。
しかし大きな問題が。
もし人のテレポーテーションが実現されたとして、テレポーテーションの前と後とでは、その人は同じ人と言えるのか?つまり、その人の魂(心)までも転送できるのか?
この辺になると何というか、物理と言うより哲学の話みたいですね。
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コメント
はじめまして。テレポーテーションにひかれて来ました。図書館で見かけて読もうかどうしようか迷った本だったのですが、記事を読んで興味が増しました!
投稿: ペコラ | 2007年9月16日 (日) 20時45分
こんばんは。コメントありがとうございます。
量子力学は大丈夫ですか?この本面白い本ですが、量子力学を知っているとより楽しめます。物理学が苦手だと途中で挫折するかもしれません。(^_^;)
でも数式が出てくるわけではないので、理論的な深い理解は不要です。
ぜひ読んでみてください。
投稿: ぱぴぃ | 2007年9月16日 (日) 22時19分