Motor Fan illustrated Vol.87
今年、外国車として初めて、ゴルフがカーオブザイヤーを取りました。
昔はゴルフなんて高くて買えない車だったんですが、いまやプリウスとそう変わらない値段なんだそうで。
プリウスが高い? それはそうなのかもしれませんが、でもゴルフも安いのです。その低価格の元が「MQB」。
トヨタが「トヨタ生産方式」「カイゼン」で世界を席巻した後、満を持して VW が投入したのが、エンジンでは過給ダウンサイジング、車体では MQB。その MQB のキモが今回特集の「ボディコンストラクション」、というわけです。
「トヨタ生産方式」も「カイゼン」も現場(下流)の施策であるのに対して、過給ダウンサイジングも MQB も設計(上流)側の施策です。生産が強い日本と、設計が強いドイツと、それぞれ特徴が見られて面白いですね。
それはそれとして、マツダがついに 1.8GPa の超高張力鋼板をアクセラに使用したんだそうで。使ったのはバンパービームですが、しかし 1.8GPa ですよ。もう来るとこまで来たって感じですね。どこまで行くんでしょうかこれは。
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